平成28年度営業報告
48期は、全体としては増収減益となりました。
不動産賃貸借部門では、建物賃貸物件において売上は微減となりましたが、安定的な運営が行えました。次期については現在建設中の羽村増築案件が運営開始される予定で今後増収に寄与することとなります。
駐車場物件では、今期は特に当社が設備投資を行い拡張並びに整備に注力したこともあり、案件数もまた規模も増加傾向にあります。1社単独使用の駐車場から複数社使用、また1台からの多数社使用と幅を広げた対応で顧客の皆様の要望にお応えするよう努めることが出来ました。
自社物件では、今期は茨城県古河市の土地建物購入も有り、既存物件を含め順調な稼働となっております。次期も自社物件の確保にも検討して参ります。
不動産賃貸借部門全体にわたり、次期も継続して、当社としては出来る限りの設備投資も行いお客様の使い勝手の良い環境を生み出し、快適なご利用を今後も進めていきます。特に人手不足の問われる運送会社の皆様の多様な要望は今後も課題とされる中、エリアや短期使用にも対応していきます。
仲介管理部門においては、継続して仲介、保守点検、リース、建物維持修繕や各種管理等を計上していますが、今期は清掃衛生作業や警備管理等が増収増益の要因となりました。今後も賃貸借や建設工事売上とは異なる多様なサービスの業務を進め、お客様の手を煩わせずコスト削減のお手伝いに務めます。
建設工事部門は、増収増益となりました。当社としては既存の顧客を中心に、賃貸借等の関係を活かしつつ、お客様の営繕部のごとくお客様の快適性を高め、効率向上を考えて参ります。次期は羽村増築工事の受注で売上が一時激増しますが、顧客の皆様の必要性のある際は積極的に動けるよう臨んで参ります。
現状の通販はじめ物流企業の活況の中、さらなる変化に対応しつつ顧客の皆様の動向に注視し、業務拡張に伴う増量や集約、拠点分散など一概には想定できない、各々への対処こそ、そしてサービスが当社の役割と自負して次期も努力して参ります。
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